長らく体調がすぐれず仕事もできずにいたのが悩みでした。
今の自分に合った仕事を知りたいと焦っていたので、
フラフラとそちらを訪ねました。
生年月日で命式を出す算命学の、
自分のおおよその命式は知っていましたので、
プロの方だったら、これをどのように解釈されるのか……
と興味半分だったこともあります。
「算命学」の占いは、たまたま雑誌で知っていました。
算命学の良いところは、(人によるかもしれませんが)「この先、良くないことがある」などと脅さないこと。
他の占いで「70歳で元気にしている姿が見える」などと言われたことがありますが、
それって70歳まで「しか」元気でないって言われているようなもの。
寿命を匂わせるような話は私にとってはマイナス。
かえって不安材料が増えたので、
個人的に好きではありません。
算命学は「あなたはこのような素質を持っている」
「だからこのように生かせばよい」とのアドバイスをくれる方向なので、選びました。
しかし、いただいたアドバイスにびっくり仰天です。
仕事運を聞いたのに、「来年から2年間、婚期が来るから、
それを逃さないように」とのアドバイスだったのです。
もう結婚を考える年齢でもなければ、健康な状態でもないので、
結婚なんて……と目を点にして聞いていたら、見透かされたように
「『そんなのあり得ない』なんて、自分で決めつけないこと!」
とキッパリ言われました。
このときの占い師さんはタロットも併用してくれました。
タロットと算命学の結果を総合して、
「自分を病気だと思わずに、自分から動いて、自分の殻を壊して、物流関係の仕事に就けば(!?)」
「来年・再来年に結婚相手に出会える」というものでした。どんな仕事に向いているかが聞きたかったのですが、
思いもかけず「結婚」方面に着地しました。
可能かどうかは別にして、自分が思いもしないような選択肢(言葉)をもらい、
凝り固まった思い込みの枠を外してもらった感じがしました。
親しい人からは「決まりきった」アドバイスしかもらえませんし、
たまには占いで目のウロコを落としてもらうのも新鮮でいいかな、
と思いました。
占いは、闇雲に信じるのではなく、
そうした「『思わぬ突破口』となる言葉を見つける手段」
程度のものだと思って利用すれば良いのかな、と思います。
当たったかどうかは……。「こうすれば良い」という条件(とくに「物流の仕事に就く」)が現実的に難しいため、
まだクリアできていませんので、結果も出ていません。結局仕事に関するお話はあまり掘り下げられなかったので、
「適職占い」に強い方を探した方が良かったのかな? と
いうのが正直な感想です。